子どもが生まれてから私の存在は二の次

子どもが生まれてから私の存在は二の次

恋愛結婚で私が妻にベタ惚れでした。
この女性以外結婚相手は考えられないと本当に思っていて、何としてでも結婚するんだと付き合っている時も今までの彼女に比べるとかなり大切にして来ました。

結婚後間もなく妻の妊娠が分かり、理想の女性との間に自分の子供が産まれるんだと人生で一番喜びを感じました。
妊娠中は妻の体調を気遣い、仕事から帰ると全ての家事を引き受けました。
妻はつわりが酷い方で一時期入院してしまいましたが、それを乗り越え無事元気な男の子を授かりました。
初めての子どもなのでお互い何もかも分からず手探りで育児に取り組みました。

もちろん、母親である妻の方が育児の負担は大きかったでしょう。
それは分かっていました。

でも、正直仕事には行かなければならずそれなりに睡眠時間も必要です。
夜中のオムツ替えは寝ぼけながらも頑張りましたが、寝かしつけは妻に任せていました。
そんな毎日を送る中、少しずつ妻の私への態度の変化を感じ始めたのです。

妊娠中や産後は情緒不安定で多少は仕方ないと思っていましたが、本当に目の敵のような扱いを受けることもありました。
子どもが男の子というのもあり、妻は溺愛し休日も私が一緒にいるのに話もろくにしてくれません。
子どもが優先になるのは仕方ないのでしょう。
私は大人だから、親だから、夫だからと耐えていましたが、この扱いは本当に家族なのだろうかと疑問も抱き始めました。

家庭に居場所がなくなった私は休日もよく1人で外出するようになりました。
妻は私が家にいてもいないもののような扱いなのに、出掛けて帰って来るとそれに対しては嫌味を言いました。
もう本当に家に帰りたくなくなり、ある時夜も飲みに出て家に寄り付かない日がありました。

その日です。
彼女と出逢ったのは。

私は本当に妻以外あり得ないと思っていて、生涯妻だけを見て幸せにすると心に誓ったのです。
そのはずだったのに。

私と同じく1人で飲みに来ていた彼女は、たまたま私の隣に座り話しかけて来ました。
最初は些細な世間話程度でしたが、私があまりにも暗かったからか悩みがあるなら今ここで吐き出して忘れたらいいと言われ、それが心にものすごく響いたのです。
話して忘れることが出来ればいいのですが、どうせ帰ったらまたあの辛い日々だとどこか冷静に考えながらも今会ったばかりの彼女に自分の気持ちをぶつけていました。
それをきっかけに彼女は私にとっての癒しとなり、いつの間にか恋愛感情さえ抱いていたのです。

まだこの気持ちを打ち明けてはいませんが、もうこの気持ちを妻に向けることは出来ません。
彼女が私の気持ちに応えてくれたら、それは立派な不倫になってしまいます。
恐ろしいと思いつつ、そんな未来を望む自分もいるのです。

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